デーヤック友の会「備えファイル」のお知らせ

 

本年DeJaK友の会では6回にわたり10周年記念講演会を開催し、12月はその最終講演会「備えあれば憂いなし・ドイツ編」が行われました。

前半は日本エンドオブライフケア学会理事長の長江弘子教授が、年齢や健康状態にかかわらず、人生の最終段階まで最善の生を生きるためには「備える」ことが大切であるとご講演されました。

後半はこのほどDeJaK友の会が8章からなる備えファイルをホームページにアップロードされたご報告でした。

以下リンク先をクリックしてご自身で直接書き込み、印刷できるようになっています。これまで備えの準備ができていない方、この機会に是非挑戦されてみてください。

https://dejak-tomonokai.de/sonae_file/

 

 印刷できない方のために:

【注文方法】

各章を区切るカラー印刷のインデックス8枚、背表紙シール、そしてご自身で印刷ができない方は、ファイル本体の中身(本編と付録約70ページ)をご注文いただけます。

会員価格:①インデックスとネオンイエローのバインダー背表紙のセット 2ユーロ、②ファイル本体8ユーロ。①+②両方で10ユーロ。

非会員価格:①インデックスとネオンイエローのバインダー背表紙のセット 5ユーロ、②ファイル本体10ユーロ。①+②両方で15ユーロ。

共に送料別となります。(2~5ユーロ) 

ご注文は、 このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。  まで

デュッセルドルフの日本語DV被害ホットライン開設のご案内

この度、デュッセルドルフ在住の馬場先生より、DV被害ホットライン開設の貴重な情報が参りました。

デュッセルドルフに開設されたものですが、お電話による相談も受け付けているようですので、ご参照ください。

                                        ライン・マイン友の会事務局

 

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JAMSNETドイツの皆様

DV・性暴力被害の問題にご尽力くださっています皆様 

以前よりドイツに暮らしています邦人のご家庭での家庭内暴力(DV)あるいは日本からの留学生やワーホリでいらした方に対する性暴力が時々問題となることがありました。

一方ドイツ語というハードル、何処に相談に行ったら良いか分からない、余り問題を外に出したくないという邦人社会の傾向もあり、十分な対応ができなかった状況が続いておりました。

 

この度、在デュッセルドルフ日本国総領事館の田村領事のご尽力により、デュッセルドルフ市内のFrauenberatungsstelle e.V.に日本人の相談員がご着任され、2021年1月よりDV被害者のための日本語ホットラインが開設されましたのでご連絡させて頂きます。

詳細を記しました添付のPDF資料、さらに同じものをJAMSNETドイツのウェブサイトにも掲示させて頂きましたのでご参照頂ければ幸いです。

http://www.jamsnet.de/img/dv_hotline_dus.pdf

 

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〇 日本人相談員が在籍している団体名

           Frauenberatungsstelle Düsseldorf e.V.

〇 上記のFrauenberatungsstelle の住所

           Talstraße 22–24

           40217 Düsseldorf-Friedrichstadt

〇 日本人相談員

           土居真理(どい・まり)氏

           ホットライン電話番号:0170-657 0130

           メールアドレス: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

 

土居氏は、日本の臨床心理士及び公認心理士の資格をお持ちで、これまで日本の地方自治体において、DV被害者を含む性犯罪被害者や母子家庭の母親などへの電話相談やカウンセリング等の支援を行ってこられた方です。

 

〇 相談日は:お電話または相談室で直接お会いしてのご相談になります。

水曜日:14時~18時

木・金曜日:10~14時

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この1月より相談窓口となりますホットラインを担当されています土井氏におかれましては、新型コロナウィルス禍の状況下でのご着任となられ、生活制限も続く中で様々なご苦労もあられるかと存じます。JAMSNETドイツとしましても、今後土居氏のご活動をサポートしていきたいと考えております。

皆様、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

JAMSNETドイツ

馬場恒春
www.jamsnet.de

乳癌の検診について

乳がん検診について

Mammographie マンモグラフィーは50歳になるとScreeningzentrum より案内が来て2年ごとに受けるレントゲン検査ですが69歳で打ち切りとなります。更に検査を続けて受けたい人は産婦人科で紹介状を書いてもらい、レントゲン医院(Radiologischepraxis)で予約を取り検査を受けることができます。レントゲン撮影が終わると、医師から説明を受けて終了です。費用は私費となり、レントゲン撮影料、他諸々で約130ユーロです。超音波検査は年齢に関係なく私費で、80ユーロ前後です。両方受ける場合は交互に2年に1回というのが一般です。

 

予防接種について

予防接種について

 

帯状疱疹予防接種 (Gürtelrose-Impfung)

帯状疱疹の発症率は加齢にともない、増加傾向にあります。また、発疹が鎮静したのち、神経の痛みを伴う炎症が長期間続くこと (帯状疱疹後神経痛)があります。こういった傾向は高齢者や免疫力が低下した人に最もよく見られます。

 

2018年12月の予防接種常任委員会 (Ständige Impfkommission, STIKO) の推奨を受けて、2019年5月より、60歳以上の人に対する帯状疱疹予防接種が、公的医療保険(Krankenkasse)による給付対象となりました。

また、免疫力が弱っている人、喘息や他の肺疾患の既往のある人、糖尿病の人などの場合は50歳より保険適用となっています。

ただし、予防接種は帯状疱疹を完全に防ぐものでないことを念頭に入れてください。(予防接種を受けた人は、たとえ帯状疱疹を発症するようなことがあっても、症状が軽くて済むようです)

予防接種は2回に分けて行い、2回目の接種は、1回目の接種から2ヶ月を経過したのち、遅くとも6ヶ月以内に行います。

 

1回のワクチンが約110ユーロと高価であること、現在のところ、始まったばかりで認知度が低いこと、ワクチンの冷蔵保存期間の問題もあり、他の予防接種のように開業医にワクチンが常備されているとは限りません。ホームドクターで処方箋をもらい、薬局でワクチンを私費購入後、医療保険会社より自分の口座に振り込んでもらうというケースが多いです。

 

まずはホームドクターにご相談ください。

 

 

肺炎球菌予防接種 (Pneumokokken-Impfung)

肺炎、髄膜炎等疾患の原因となる肺炎球菌予防接種も60歳から保険適用となっています。

Frankfurter Rettungsbox

 

 Notfallausweisをまだお持ちでない方、Frankfurter Rettungsboxを薬局で購入、あるいは添付のRettungsinformationのPDF版を

印刷し、ご活用ください。

緊急時に知らせる家族の連絡先や医療データの他、「事前医療指示書」や「任意後見人」の有無もチェックできるようになっています。

内容については、毎年更新するくらいの気持ちでご利用ください。

以下は、Frankfurter Rettungsboxについての動画による説明が見られます。

https://www.frankfurter-rettungsbox.de/